Hammyの音楽教室日記帳

うちの子の音楽の才能をのばすために、家でできることってどんなこと

小さい子が ピアノに向かい 音楽を大好きになる 練習方法とは?

うちの子、何歳から、ピアノを習わせようかしら??

と、どこのご家庭でも、一度は悩まれるようですね。

 

そのくらい、ピアノのレッスンは、ポピュラーになっていますが、

意外と小さな子に対してのレッスンは、

むづかしいようです。

 

小さな子のレッスンをするときは、遊びの延長で、やっていきます。

始めたばかりの時は、リズムまねっこや、

手遊びや、打楽器遊び、動物かるた音遊びで、

音楽に慣れさせます。

 

先生が、音符の上に、音階を書いておいて、

こどもが自分で、音符に色を塗ります。

 

ドはどんぐり色(茶色)レはレモン色、

ミはミカン色、ファは、ピンクの風船色、

ソはそら色、ラはラムネ色(黄緑)

シは赤色(しゅいろ)ってな感じです。

高い音には,上に屋根を付けます。

低い音には、下にお盆を付けます。

これで3オクターブは、大丈夫(^^♪

そのうちに、音を書かなくても、読めるようになります。

 

リズムは、動物カードで覚えます。

わん、ちゅちゅ、も~~う、がおう、ぞうさん、ぱっかぱっか  など。

いろんな擬音を使って、リズムを口ずさみます。

 

だんだんつないで、長くしていったり、

打楽器を使って、リズムを奏でたり。

ほかの子も交えて、カルタ取りしたり。

 

 

大きくなっても、リズムが読めない、

音符が読めない  と いう子どもが  たくさんいますが、

小さなころの遊びの中で覚えると

自然に身について、音楽が大好きになります。

 

音の動物カードでは、

ドはどんぐり

レはレモン

ミはみかん

ファはファイト

ソはソフトクリーム

ラはライオン

シはしかさん

といった絵音符カードを使います。

 

これも、ピアノで弾いた音で、カルタ取りをします。

 

ピアノでドの音を出しながら

「どんぐりのド!!」とかって叫ぶと、

大急ぎでカードを取ります、

そのうちに、ピアノを弾いただけで、 カルタがとれるようになります。

絶対音感ですね。

 

そして、だんだん、裏面の、音符に移行していきます。

でも、色音符で、やっていくほうが、うんとたのしく早く覚えるようです。

 

弾く方の訓練は、小さな手では、ピアノの鍵盤は、重すぎるので、

鍵盤の柔らかいエレクトーンでドリルをします。

 

「チョコレート食べたいな」のドリルは、

ドレミファソファミレド、レミファソラソファミレ~~とあがります。。

 

左で同じことをすると、、「アイスクリーム食べたいな」のドリル。

これを両手でやると、、「チョコアイス食べたいな」のドリル。

うさぎ跳びでスタッカートでひいたり、

ぞうさん歩きで、強くアクセントでひいたり。

 

指の番号は、「指の体操」の歌があります。

「ゆびのたいそう、ぐーぱーぐーぱー、いちのお指でとんとんとん」

 と、親指から、順番に、1から5の指へと、歌います。

そのあとは、バラバラに指示したり

ママと、指を合わせてたたき合ったり、

指の番号は、むづかしい曲になるほど、大切になってきますから、

小さい時から、しっかりと覚えることが大事ですね。

 

曲ははじめは、片手の五本の指で弾ける曲にします。

カエルの歌とか、ちょうちょとか、みんなが知っている曲です。

そして、一回弾くごとに、楽譜の楽しい絵の中に、

いろんなシールを張ります。

 

かえるのうただったら、木の葉っぱのシール、

ちょうちょだったら、お花のシール、

などなど、シールも、いつもたくさん用意しておきます。

いつの間にか、楽譜は、シールでいっぱいになります。

 よかったら、おうちで、お試しくださいな。

 

左手の導入も大切です。

右手である程度弾けるようになったら、

左でも、同じ曲を弾きます。

 

それもできたら、今度は両手で、弾いてみます。

 

音楽は、楽しいと思わせると、どんどん、自分から弾くようになります。

練習しなさい!!練習しないと、レッスン恥ずかしいよ~~

なんて、決して言わないでくださいね(笑)

 

練習してないときは、レッスンに来ると、わからないところを教えるので、

練習がしやすくなります。

進みも早くなります。

練習してないのに、レッスンはもったいないから~

と思わないで、

レッスンに来れば、必ず、進歩はするものと、思ってくださいね。

 

練習してくれない~というときは、

ぜひレッスンにきて、そのことを先生に伝えてくださいね。

 

先生も、なにか工夫した考えてくれると思います。

小さな子たちが、音楽を大好きになって、自分も楽しみながら、

誰かのお役に立ってくれることが、私の一番の願いです。

 

 

 

音楽教室はを始めて40年。

私は、ピアノやエレクトーンを教えて、40年になります。

かっては、全国組織のY音楽教室の講師でした。

 

その前から、自宅で教えていたので、

両方で、100人くらいの生徒さんがあって、

すごく忙しかったのです。

 

音楽教室の講師を12年やって、

たくさんの生徒を、先生に育てました。

 

そのあとは、子育てもあり、自宅教室のみにして

個人教室の集まりの全国組織に属していました。

 

世界中に広がるY教室にいるときは、

音楽教室高度成長の時で、

講師の育成のためにものすごく研修が多く、

自分のためのものも多いけど、

後輩の育成も、たいへ忙しい日々でした。

 

 

 

今は、自宅で、3歳から70代までの方を教えています。

 

 

 

年齢の幅が広くて、変化があって、おもしろいです。

 

娘も、高校大学で音楽を学び、

いっしょに家で教えていますが、

子育てや主婦のほうが楽しいようです。

 

私は、音楽療法士の資格もあるので、 

病院や、施設などにも行っています。

 

高齢者の方々や、障害のある方々と音楽したり、

歌の会や、ミュージックベルの会などもやっています。

 

その他に、ドラムサークルと言って、

太鼓や、打楽器などを使って、自己表現や、コミュニケーションや、

健康つくりや、自信をつけたり、気持ちを開放したり、

様々な効果を上げるものです。

 

アメリカへ20回近く通ううちに、

音楽は、世界共通の言葉だと、実感しました。

 

音楽を通して、いろいろ感じたことや、

エピソードなどを お伝えしていきたいと思います。

 

楽器も、日本、中国、インドネシア、アメリカ、メキシコ、などなど

いろいろな国の、いろいろなものがたくさんあるので、

写真にアップしていきますから、

また、楽しんでいただけたら幸いです。

 

時には、名前のないものや、演奏の仕方がわからないものも

いっぱいあります。

 

また、音の出るものは、なんでも使います。

それに、手作り楽器も使います。

 

もともと、音楽は、自然から生まれた自由なものなんですよね。

 

そんなことを感じていただけたら、

たいへんうれしいです。

 

 

男の子がピアノを大好きになるレッスン方法とは?

 

昨日は、げんちゃんが 珍しく、たった一人で 教室にやってきました。

おうちは 近いんだけど、まだ たったの5才です。

いつもは、4つ上の お兄ちゃんと くることも 多いのです。

3才のときは、 ママがいっしょに レッスンに ついていて、

ひざにはいってないと 何一つできなかったのに。

すぐに寝転がるし、 指がまだやわらかいから、エレクトーンで、

音を楽しみながら  やろうとしても、

のけぞっておっこちそうになったり、

ママのひざにいないと、なにもでいなかったのに。

4才の時は、 3才上のおにいちゃんとくるようになって、

おにいちゃんが、音楽できるようになっていきました。

 

げんちゃんは、どんなふうにして、音楽ができるようになったでしょう。

 

3才の始めたころは、 ママのひざに入ったままで、

手遊びのCDに合わせて、ママと手遊びをしました。

また、タンバリンや、小太鼓などを使って、リズムを打ちました。

 

そして、指が柔らかいので、ピアノで無理をせず、

エレクトーンで、黒鍵盤を チャカチャカしました。

 

ドの音探しの導入です。

次は、そのくろくろ鍵盤のところに、

 

100均で買った、動物消しゴムを載せました。

 

黒黒を押すたびに、動物たちが踊ります。

 

最後に、動物音符カードでカルタ取り。

 

絵が楽しいんですよ。市販のものです。

 

どんぐりのド、レモンのレ、ミカンの、ファイトのファ、

ソフトクリームのソ、ライオンのラ、 しかさんのシ、

というものです。

 

裏には、音符が書いてあり、4オクターブほどあるんだけど

まずは、絵のほうで、ピアノの音を聞きながら、カルタ取り。

 

楽しかった~~~と笑顔~~

 

あら、そうそう、その子がもう5才(^^♪

 

一人で来て、数曲を引けるようになりました。

経過は、また今度の日記で、ご紹介しますね。