Hammyの音楽教室日記帳

うちの子の音楽の才能をのばすために、家でできることってどんなこと

75歳でも音楽を楽しんで、心の健康が培われます。

暑い毎日が続きます。

なんか、体調が 今一だけど、 

おうちでできるお仕事で ありがたいです。

 

今日の午前中は、 

75歳の玲子さん(仮名)が レッスンにいらっしゃいます。

玲子さんは、ピアノを始められて、 

かれこれ、20年になるかしら。

 

昔、私が入っていたコーラスに

ちょっと変わった女の方が 入られました。

 

50代と若いけど、  真っ白な髪の毛、

お話の仕方も、 どこかたどたどしい。

 

でも、心が真っすぐで 前向きな 玲子さんと

すぐに 友達に なりました。

 

ある日、 

「私は 歌が大好きだけど、 

ピアノも習いたいんですが」

 

「はあい、大歓迎ですよ~

お好きな曲から やってみましょうね」

 

というわけで、週に一度

午前中に おいでになるようになって  はや20年。

はやいものですね。

 

玲子さんは、少し障害があるようですが、

とにかくまじめです。

 

雨の日も、風の日も、

雪が降っても、風が強くても、

決して休みません。

 

真っ赤な自転車に乗って、

レッスンの一時間前に、教室に来られます。

 

いつも飲み物をお出しして、

少し休んでから、練習をしていてもらいます。

そのあとにレッスンです。

 

家では、なかなか練習ができないので

教室へ来てからの練習で、持ちこたえているようです。

 

私は、それでいいと思うんですよ。

ピアノを弾くという楽しさは、環境も大事。

 

そして、お年を召してからのピアノは、

脳の活性化にもつながります。

 

玲子さんのレパートリーは、

エリーゼのために

「花は咲く」

「浜辺の歌」

「ふなうた」

歌いながら、右手だけで練習されています。

こういう方はなかなかぼけませんね。

いつか、私の音楽療法で、演奏していただこうと思っています。

 

レッスン前の、世間話や

終わったあとコーヒーの一杯で

楽しい時間が、いっしょにすごせるだけでも

いいかなあと思いつつ。。。

 

今日も、ニコニコ笑顔が見れそうで

楽しい一日になりそうです。

 

今日も、赤い自転車は、家の間に止まっています。